トリグリセライド(中性脂肪)の値が高すぎる原因と改善法

      2016/09/22

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健康診断の血液検査で、TG(トリグリセライド、中性脂肪)の値が正常値より高いとショックですよね。

中性脂肪値が高いと、脳疾患心疾患による突然死のリスクが高まるといいます。

中性脂肪値を減らすにはどうすればいいんでしょうか。

循環器専門医の渡辺さんに聞いてみました。

人間はなぜ中性脂肪をためこむの?

中性脂肪ってなんですか?

「人間をはじめ動物は、何日か何も食べなくても死なないですよね。

それは、生きるための燃料を体の中に溜め込んでいるから。

その燃料が、中性脂肪なんですよ。

車でいうと、ガソリンに相当します。

車はガソリンを燃料タンクに貯めていますが、人間は体脂肪組織に中性脂肪を溜め込んでいるんです。

中性脂肪の原料は、脂肪分のほか、ご飯やパンなどの糖質からも作られるんですよ。」

なるほど、だから糖質をとると太るんですね。

では、なぜ中性脂肪の値が高すぎるとダメなんですか?

なぜ中性脂肪が多すぎるとよくないの?

「健康診断では、血液中の中性脂肪の量を調べますよね。

実は、血液中に中性脂肪が多すぎると、血管を傷つけたりつまらせたりしてしまうんですよ。

いわゆる動脈硬化です。

血管の壁に脂肪や老廃物がくっついていって、壁がどんどん厚くなる一方で、血液の通り道が狭くなっていく。

そして、しまいには塞がってしまうんですね。」

中性脂肪って怖いんですね。

どうしたら減らせるんですか?

中性脂肪の値を下げてくれる食べ物

「中性脂肪っていうのは肝臓で作られるので、肝臓でなるべく作られないようにするといいですね。

例えば、青魚の脂肪酸で血液をサラサラにしてくれることで有名な、DHAEPAは、肝臓での中性脂肪の合成を抑えてくれます。

DHAやEPAは、火や熱に弱いですから、生魚からとるのがオススメ。

ほかには、大豆も同じような効果があります。

大豆に含まれるイソフラボンにも、血液をサラサラにする効果があるんですよ。」

生魚を毎日食べるのは難しいけども、豆腐や納豆なら毎日食べられるかも。

飽きちゃいそうだけど(^_^;

中性脂肪を増やさない食事法

「もう一つの方法としては、脂肪や糖質の消化吸収を抑えるのも効果的です。

そのためには、食物繊維をとるといいですよ。

食物繊維は、脂肪の吸収を邪魔してくれるんです。

その上、糖質の消化を緩やかにしてくれる働きもあるんですよ。

糖質は、ゆっくり消化されて少しずつ吸収されると、中性脂肪になりづらいんです。

毎食、最低でも6gの食物繊維をとるのが理想的ですね。」

食物繊維って、とても体にいいんですね。

でも、食物繊維が豊富に含まれているといわれているアーモンドでも、毎食60粒食べなきゃならず、かなり無理があるように思うんですけど・・・。

中性脂肪の元である、糖質や脂肪分をとらなければいいんじゃないんですか?

糖質制限や脂肪分の制限は効果的?

「もちろん、糖質や脂肪分の摂取を制限するのも効果的ですが・・・

食事制限は、ストレスが大きいですし、長続きしないんですね。

脂質異常を改善するには、長期間続けないと意味がないんですよ。

食べすぎはもちろんNGですが、極端な制限もオススメできません。

本来、糖質も脂肪分も体には必要なものですから。」

今、流行りの糖質制限は、やはり体に負担が大きいようですね。

食物繊維をたくさんとり、バランスよく食べるのがいいようです。



 

 

 

 

 - 糖質スローオン, 脂質制限