炭水化物を食べないダイエットをすれば食欲が抑えられる?糖質制限と食欲との関係

      2016/09/22

糖質制限で食欲抑制

食べれば食べるほど食欲が増す。

そんな研究結果があります。

ところが、糖質制限をおこなうと食欲を抑えられるのだそうです。

どういうことなのでしょうか。

糖質はすべての元凶なの?

糖質制限を推奨している内科医の井上さんに聞いてみました。

「糖質を摂ると、胃からグレリンというホルモンが分泌されるんですね。

このグレリンが脳の満腹中枢に届くと、脳は「もっと食べたい」と感じるようになるんですよ。

実は、食欲っていうのはが決めてるんです。

脳が「もっと食べろ」って指示を出すと、食欲が出てくる。

そのトリガーが糖質というわけなんですね。」

じゃあ、糖質をとればとるほど食欲が増すということかぁ。

そういえば、甘いものとか炭水化物とかを摂ったあとって、すぐにお腹がすく気がする。

糖質がないと満足できない?

「実は、満腹感にも糖質が関係しているんですよ。

糖質は、胃や腸で分解されて、グルコースという物質になります。

グルコースは、血流に乗って体全体に運ばれるんですね。

これが血糖です。

血糖値が高いって言うのは、血液中のグルコースの濃度が高い状態。

血糖値は、食事を始めてから20分くらいで上がるんですよ。

血糖値が高まると、脳の満腹中枢というところが、『もうお腹いっぱいだ』という指示を出すんです。

つまり、糖質を十分に摂ると、満腹を感じるというワケ。」

え? ちょっと待って!

糖質を摂ると食欲が増すけど、満腹にもなるってこと?

食欲を抑えるために

「食慾を抑えたいなら、食事の順番を工夫するといいですよ。

最初にご飯とかパンとか、糖質を摂ってしまうと、グレリンが出て食欲が増してしまいます。

だから、最初は野菜などの繊維質を食べるといいんですね。

野菜だとグレリンがあまり出ないんですよ。

また、血糖値が上がらないと満腹感を感じませんが・・・

野菜にもある程度の糖質が含まれていますから、血糖値は食事開始から徐々に上がっていくんですね。

ですから、食慾を上げることなく、血糖値が上がる20分後には、満腹感をちゃんと感じることができるんですよ。

最後にご飯などの糖質を食べれば、しっかりとした満腹感を感じることができるんで、食事の満足感はバッチリです。

食べる順番が、食欲に影響するとは、知りませんでした。

でも、20分以上かけてゆっくり食べるには、どうしたらいいのでしょうか。

ちょっとした工夫で食事時間を延ばすことができる

「噛む回数を、30~50回ちゃんと数えて食べるとか。

一口ごとに、箸をいちいち置くとか。

なるべく、骨の付いた魚や肉を食べるとか。

剥いていない果物を、皮をむきながらゆっくり食べるとか。

そういうちょっとした工夫で、食べる時間はいくらでも遅くできますよ。」

なるほど、ちょっとした工夫の積み重ねで、食べる時間を長くすることができるんですね。

でも、外食で丼物とか麺類なんかを食べるときには、なかなかそういう食べ方はできないかも。

 

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