糖質制限では「肉をいくら食べても痩せられる」はホント?

      2016/09/25

糖質制限ならお肉食べ放題

糖質制限ダイエットでは、糖質以外のものはいくらでも食べていいと思っていませんか?

実は、それ危険なんです。

心疾患脳疾患のリスクが高まることも。

健康にダイエットするにはどうすればいいのでしょうか。

循環器内科医の渡辺さんに聞いてみました。

糖質制限ダイエットで注意しなければならないこととは

糖質制限ダイエットでは、お肉をいくら食べてもいいと聞きましたが?

「糖質制限が、心疾患のリスクを高めるという研究結果があります。

その一方で、心疾患のリスクを低下させるという研究結果もあるんですね。

今のところ、糖質制限と心疾患との関係性は不明です。

ですが、動物性脂肪の摂りすぎで、心疾患や脳疾患になりやすいというのは、明らかになっていますよね。

ですから、糖質制限してるからと安心して、牛肉などの動物性脂肪を摂りすぎるのは、危ないんですよ。」

糖質制限していても、肉の脂には気をつけなきゃいけないんですね。

でも、どうして動物性脂肪で心臓や脳の病気になるんでしょうか。

食生活の乱れと前田健さんの急死

「動物性脂肪は、本来は体に必要なもの。

ですが、摂りすぎてしまうと血管の中を大量に流れて、つまらせてしまうんですね。

これが、動脈硬化です。

心臓の血管がつまれば、心臓の筋肉に血液が行き渡らなくなって、心臓の細胞が死んでしまい、心疾患に。

脳の血管がつまってしまえば、脳への血流が止まってしまい、その部位の脳が死んでしまい、脳疾患になってしまうというワケですね。

ですから、糖質制限していて太らないからと、肉をジャンジャン食べていると、動脈硬化がどんどん進んでしまっているなんてことになってしまうんですよ。」

痩せても、血管はどんどんやばい状態になっていってる危険性があるということか。

動脈硬化は、自覚症状がないから怖いですよね。

油断してると、前田健さんのように突然お迎えが来ることになるかもしれない。

動脈硬化にならないようにするためには、どうすればいいんでしょうか。

突然死しないためには

「糖質制限してるなら、野菜や魚中心の食生活に変えるといいですよ。

野菜の食物繊維は、悪玉コレステロールを低下させてくれるんです。

それから、タンパク質はたくさん摂ってください。

実は、糖質制限していると筋肉が落ちやすいんですよ。

糖質のかわりのエネルギー源として、まず体脂肪が使われますが、次に使われるのは筋肉のタンパク質なんです。

糖質制限で、心臓が小さくなってしまうことも・・・

ですが、動物性たんぱく質の食べ過ぎは、危険なんです。

ですから、肉ばかり食べていないで、魚や大豆中心の食生活がおススメですね。

また、魚の脂肪分は、牛や豚と違って良質な脂肪なので、むしろ血管にいい働きをするんですよ。

同じように、オリーブオイルや菜種油も、同じように動脈硬化になるのを防いでくれます。

もちろん、運動も大事ですね。

運動することで、動脈硬化になるリスクが低くなるんですよ。」

糖質制限してても、お肉を食べ過ぎると、脂が血管によくない、というお話でした。

 

 

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