糖質制限は危険!?炭水化物と寿命との関係について

      2016/11/03

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糖質制限ダイエットをしていて突然死した・・・。

そんな話をよく聞きますよね。

一方で、糖質なんか全くとる必要はないというお医者さんもいます。

いったいどちらが正しいのでしょうか。

糖尿病専門医の佐藤さんに聞いてみました。

縄文時代はみんな糖質制限食だった

糖質制限は、安全なんでしょうか?

「糖質制限を強く推奨しているお医者さんといえば、江部康二先生が有名。

私は、江部先生の講演を聴いたことがあるんですが、その中で・・・

人類は、もともと糖質メインの食生活をしてこなかったのだから、糖質なんていらないんだ、という主旨のことを言われていたのを覚えています。

確かに、縄文時代の食生活は、栗やどんぐりなどの木の実、貝や魚などの魚介類、イノシシやシカなどの肉を主食として生活していたんですよね。

現代のように、米や小麦などの穀物が主食になったのは、農耕が入ってきてからのことなんですよ。」

つまり、本来人間の体は、糖質を必要としていないということなんですね。

逆に、糖質が人間の体にとって害になることも考えられると。

糖質は寿命を縮めるのか

「確かに、本来食は木の実や肉類なのかもしれませんが・・・

本来食で必ずしも健康でいられるとは限らないんです。

実は、縄文時代の人は、だいたい20歳くらいで死んでしまっていたということが、考古学的な研究からわかっているんですね。

ところが、農耕が始まった弥生時代以降は、だいたい30歳くらいまで寿命が延びているんですよ。

もちろん、食生活以外の要因も大きいとは思います。

ですが、少なくとも穀物などの糖質が、人間の体に害を及ぼして、寿命を縮めたという事実はないんですね。」

なんだ、お米を食べるようになって、むしろ寿命が延びているんじゃない。

ということは、糖質はむしろ体にいいのでは?

糖質オフによる体への悪影響

「実は、最近の研究で、糖質の摂取量を減らすと、寿命が短くなるという報告があるんです。

糖質が不足すると、心臓、肝臓、腎臓などの機能が低下するリスクがあると考えられているんですよ。

また、脳の働きのパフォーマンスが悪くなる懸念も指摘されているんですね。

さらに、糖質をとらないと、ケトン体という物質がたくさん作られるんですが、これも健康によくないことが知られているんです。

それから、糖質不足に陥ると、太りやすい体質になってしまいます。

ですから、糖質を完全にカットしてしまうのは、おススメできませんね。

糖質が中性脂肪になってしまうのは、糖質をとることで血糖値が急上昇するため。

逆に言えば、血糖値が緩やかに上がる糖質スローオンな食事法にすれば、糖質で太ることはないんですよ。」

糖質オフには、様々なリスクがあるんですね。

糖質はオフするのではなく、スローオンするのがよさそうです。



 

 

 

 

 

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