糖質制限にデメリットはあるの?炭水化物をカットするより「糖質スローオン」ダイエットがいいワケ

      2016/09/22

糖質制限ダイエットのデメリットは

糖質制限ダイエットは、すぐに痩せられると人気だけど・・・

様々な問題点が指摘されています。

専門家の間では、糖質スローオンの方が有効だという意見が主流なのだとか。

糖質制限のデメリットとは?

糖質スローオンとは何でしょうか?

肥満予防健康管理士の山田さんに聞いてみました。

糖質制限ダイエットの落とし穴

糖質制限ダイエットって何か問題があるんですか?

「糖質制限の最大のデメリットは、筋肉が衰えやすいということ。

人間は、活動するときにエネルギー源として糖質を使いますが・・・

この糖質の摂取量を減らすと、別のエネルギー源が必要となります。

別のエネルギー源として、体脂肪が使われることで、肥満が解消されて痩せる。

これが、糖質制限ダイエットのしくみですよね。

でも、使われるのは体脂肪だけじゃないんです。

筋肉のタンパク質も、エネルギー源として使われてしまうんですよ。」

つまり、糖質制限すると筋肉がどんどんなくなっちゃうってことか。

ある研究では、糖質制限では体重は減ったけど、体脂肪はほとんど減らなかったといいます。

つまり、筋肉が減って体重が落ちたんですね。

糖質制限ダイエットで停滞期に陥る原因とは

「筋肉が落ちるっていうのは、みなさんが思っている以上に恐ろしいことなんですよ。

例えば、心臓は筋肉の塊みたいなものですから、心疾患のリスクが上昇する可能性が指摘されています。

また、筋肉量が少ない人は、多い人よりも短命だった、という研究結果も・・・。

それに、筋肉が減ると基礎代謝が下がりますので、痩せづらい体質になってしまいます。

糖質制限をやっていると、多くの人が、体重が落ちない『停滞期』を経験しますが、筋肉が落ちることもその原因の一つだと言われているんですよ。」

筋肉が衰えるって、ホントに怖いことなんですね。

じゃあ、どのようなダイエットが効果的なんでしょうか。

糖質をとると太るしくみ(おさらい)

「その前に、糖質を食べると太ってしまうしくみを復習しましょう。

糖質は、お腹の中でブドウ糖に分解されますよね。

ブドウ糖は体内に吸収されて、血液といっしょに体中を巡ります。

血液の中の糖の量を血糖値といいますが、血糖値が上がると、インスリンというホルモンが分泌されるんですね。

血糖値が上がりすぎると、命に関わるので、常に一定値に保たれていなければならないんです。

インスリンは、上がりすぎた血糖値を下げるために、血液のブドウ糖を中性脂肪にかえる働きをしてくれるんですよ。

中性脂肪は、皮下とか内臓に蓄えられて、体脂肪になります。

こうして、糖質をとりすぎると肥満になるというワケ。」

なるほど、血糖値が上がると肥満になっちゃうんだ。

じゃあ、糖質をとっても血糖値が上がらなければ、太らないんじゃないの?

糖質スローオンダイエットとは

「食事で血糖値が上がらなければ、糖質をとっても太らないワケですが・・・

血糖値をまったく上げないというのは無理で、肉や魚を食べても血糖値は上がってしまうんですね。

ですが、血糖値の上昇を緩やかにすることでも、インスリンの分泌を抑えることができるんですよ。

これが、『糖質スローオン』ダイエットの考え方なんです。

血糖値の上昇を緩やかにする一番簡単で効果的な方法は、食物繊維をとること。

食物繊維をとると、糖質をとっても血糖値の上昇が緩やかになることがわかっているんですね。

食物繊維は、糖質の分解スピードをゆっくりにしてくれるんですよ。

毎食、最低でも6gの食物繊維をとるのが理想的ですね。」

つまり、食物繊維をとれば、糖質を普通に食べてもいいってことなんですね。

では、食物繊維が豊富な、おススメの食材はなんですか?

GI値に着目する

「押し麦は、お米と混ぜて炊いて、麦ごはんにして食べますが・・・

食物繊維が豊富で、白いご飯のGI値を下げてくれるので、とってもいいんですよ。

GI値っていうのは、血糖値が上がるスピードで、低いほどインスリンの分泌を抑えてくれるんです。

あとは、納豆もいいですね。

麦ごはんに納豆の組み合わせは最高です。」

なるほど。だけど、毎食麦ごはんに納豆じゃ飽きちゃうなぁ。

食物繊維のサプリとかドリンクなどもあるから、うまく利用するとよさそうです。



 

 

 

 

 

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