炭水化物で太るワケ。知っておきたい「太らない糖質のとりかた」

   

%e7%82%ad%e6%b0%b4%e5%8c%96%e7%89%a9%e3%81%a7%e5%a4%aa%e3%82%8b%e7%90%86%e7%94%b1

ダイエット中なら、お米は小麦は太るからやめたほうがいい。

いわゆる糖質制限は、ダイエットの常識になっていますよね。

でも、炭水化物を食べるとどうして太るんでしょうか?

脂肪分とどっちが太りやすいんでしょうか?

管理栄養士の高橋さんに聞いてみました。

お米や小麦で太る理由

糖質は、なんで太るんでしょうか?

「お米や小麦のような炭水化物は、お腹の中での分解・吸収がとっても早いんです。

ですから、食べるとあっと言う間にブドウ糖まで分解されて、体に吸収されるんですね。

吸収されると、ブドウ糖は血液にのって体中を巡り、エネルギー源として使われるんですよ。

ところが、あまりにも分解・吸収スピードが速いために、血液中のブドウ糖が必要以上にあふれてしまうんです。

そこで、不要なブドウ糖は中性脂肪に変えられて、皮膚や内臓などに貯蔵されるんですね。

それが、体脂肪であり、つまりは太るということなんですよ。」

炭水化物が脂肪になるなんて、なんか不思議です。

では、脂肪分は食べても太らないんでしょうか?

脂肪分も太る⁉

「脂肪分は糖質ほど消化吸収スピードは速くないので、一気にあふれるということはありませんが・・・

糖質のカロリーは、1グラムあたり4キロカロリーくらいなのに対して、脂肪分は1グラムあたり9キロカロリーもあるんですね。

つまり、同じ量を食べると、脂肪分の方がカロリーが高くなるんですよ。

脂肪分も、炭水化物と同様にエネルギー源として使われるんですけど・・・

やっぱり摂りすぎると、あふれた分が中性脂肪に変えられて、体脂肪として蓄えられてしまうんです。」

やはり、脂肪分も太る原因なんですね。

では、糖質と脂肪分、どっちが太りやすいんでしょうか?

脂肪分より糖質を制限する意味

「ある研究では、同じカロリー摂取量なら、糖質制限でも脂肪分制限でも、同じくらい痩せたという報告があります。

ただ、現代日本人のカロリー摂取量の60%は、糖質に頼っているんですね。

脂肪分は、わずか25%程度なんですよ。

つまり、糖質の摂取量を半分にしただけでも、脂肪分を全カットするより効果的なダイエットになるというワケ。

ですから、糖質を制限したほうが簡単に痩せられるんです。」

炭水化物も脂肪分も、同じくらい太るけど、糖質制限ならあまり深く考えなくても、主食や甘いものを食べないだけでやカロリーカットできるので、お手軽なんですね。

なら、糖質を全カットしちゃえば、がんがん痩せられるってことですよね?

無理なダイエットをしていませんか?

「カロリー摂取の半分以上をカットするような、極端なカロリー制限をしてしまうと、短期的には効果的に痩せることができますが、長期的に考えるとダイエットに失敗しやすいんです。

度を越えたカロリー制限を行ってしまうと、身体が飢餓状態になるんですね。

飢餓状態になると、ちょっとの栄養も無駄にはできませんから、栄養分をため込む傾向が強くなるんですよ。

つまり、「ちょっと食べただけでも太る」ような体質になってしまうんです。

また、NHKのガッテンでも取り上げられていましたが、このような太りやすい体質になると肝臓に脂肪がどんどん溜まっていくので、脂肪肝になるリスクも高いんですよ。」

脂肪肝になると、ガンになる危険性が高まるんですよね・・・。

では、どういったダイエット法がいいんでしょうか?

糖質スローオンを取り入れるべき理由

「急激に体重を落とすようなダイエットは、一時的には痩せることができても、すぐにリバウンドして元の体重よりも増えてしまう結果となってしまいます。

しかも、痩せにくい体質になってしまっているので、再び同じようなダイエットをしても、今度は思うように痩せられないということになってしまうんですね。

ですから、糖質もちゃんととってカロリー不足にならないようなダイエット法が、長い目で見るとより効率的に痩せられるんですよ。

先ほどもいいましたが、お米や小麦で太るのは消化・吸収のスピードが速いからなんです。

逆に言えば、炭水化物の消化・吸収スピードが遅くなるような、糖質スローオンの考えを取り入れた食事法をすれば、リバウンドしないで効率的に減量できるんですよ。」

ダイエットにつきもののリバウンド。

ダイエット実践者の実に半数が、リバウンドに悩んでいるという調査結果もあります。

食事法を工夫して、リバウンドせずに健康的に痩せたいものですね。

 

 

 

 - 糖質スローオン, 脂質制限