脂質と糖質、太りやすいのはどっち? 肥満の犯人はコイツだ!

      2016/09/25

脂肪分と糖質太りやすいのは

脂肪分は、昔から太りやすいって言われてました。

だけど、最近は炭水化物とか甘いものの方がヤバイって言われてる。

いったいどっちが正しいの?

痩せるには、どっちを減らせばいいの?

カロリーが高いのはどっち?

内科医で、ダイエットに詳しい佐藤さんに聞いてみました。

「カロリーで比較すると、脂肪分の方が圧倒的に高いんですよね。

糖質のカロリーは、1gで約4kcalです。

ところが脂肪分は、1gあたり約9kcalもあるんですよ。

カロリーって言うのは、単純にその物質を燃やしたら、どれくらいの熱量を出すかっていう値なんです。

同じ重さを燃やすと、糖質より脂質の方がたくさんを出すってことなんですね。

つまり、食べたものが100%体脂肪になるとしたら、糖質より脂質の方が太りやすいってことになるんですよ。

ところが、人間の体の中は、そう簡単じゃぁないんですよ。

単純にカロリーが高い方が太りやすい、とは言えないんです。

実は、食べたもの全部が体脂肪になるわけではないんですね。」

脂肪のほうがカロリーが全然高いけど・・・

体脂肪になる効率はどうなんでしょうかね。

体脂肪になりやすいのはどっち?

「実は、脂肪分って言うのは、食べても体脂肪になりづらいんですよ。

脂肪分は、そのまま自分の脂身になりそうなイメージですが、実際にはお腹の中で分解されてから、体の中に吸収されて、体の部品として再構成されて、いろいろな形で使われるんです。

例えば、体の中で重要な働きをするホルモンや、細胞を形作る部品として使われているんですね。

実は、食べた脂質の80%は、体の中で利用され、残り20%の余った脂質が、体脂肪として蓄積されるという研究結果もあるんです。

だから、糖質の倍以上のカロリーがあっても、体脂肪になるのはほんのわずかなんです。」

脂肪分って、いらない栄養素かと思っていたけど、体にはなくてはならないものだったんですね。

じゃあ、糖質はどうなんですか?

糖質は体脂肪になりやすい?

「糖質は、口やお腹の中で分解されて、ブドウ糖になって体に吸収されますよね。

ブドウ糖は、血流に乗って体全身をめぐり、エネルギー源として使われます。

でも、エネルギー源というのは、少しずつ、そして常に必要なもの。

一度に使いきれなかったブドウ糖は、グリコーゲンという物質に作りかえられて、肝臓や筋肉に蓄えられるんですね。

だけど、肝臓や筋肉には、あんまり多くのグリコーゲンを貯蔵できないんですよ。

そこで、さらに余った糖質は、体脂肪として蓄えられてしまうんです。」

つまり、糖質のほとんどが体の中にためこまれてしまうということか。

だから、ダイエットには糖質制限がいいんですね。

糖質と脂質、どっちが食べやすい?

「実は、それだけじゃないんです。

脂肪分は、単独では食べませんし、そんなにいっぱい食べられるものでもありませんが・・・

糖質はたくさん食べますよね。

ご飯やパンは主食ですし、甘いものはなかなかやめられません。

糖質は、脂質に比べて、圧倒的に摂取量が多くなりやすいんですよ。」

確かに。朝はパンだけっていう人も多い。

昼は丼ものとか、麺類とか、やっぱり炭水化物がメインな人も多いのでは?

それに比べて脂肪分は、肉の脂とか揚げ物の衣とか、量的にはそんなに摂っていないような気がします。

つまり、糖質のとりすぎが肥満につながっているということなんですね。

 

 

 

 

 

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