MEC食が危険な理由。 癌や肝機能障害のリスクは?

      2016/11/03

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MEC食は、痩せ効果が高いと人気ですが・・・

動物性たんぱく質のとりすぎは、大腸がんなどのリスクが高まるといいますよね。

MEC食で、癌になる恐れはないんでしょうか?

健康的に痩せる方法は?

消化器内科医の田中さんに聞いてみました。

MEC食でガンにかかる危険性ってどれくらいなの?

動物性たんぱく質のとりすぎによる癌の発症リスクって、どれくらいなんですか?

「牛肉や豚肉の赤身を、毎日100g以上食べている人は、あまり食べない人に比べて、死亡率が13%高かった、という研究結果があります。

やや癌になるリスクは高いんですけど、それほど気にすることはないと思いますね。

ただ、ハムやベーコン、ソーセージといった保存用に加工された肉を食べ続けると、死亡率が20~40%に跳ね上がるようです。

これは、タンパク質のとりすぎというよりも、塩分や保存料のとりすぎが原因だと思います。

このように、タンパク質のとりすぎで癌になる危険性は、そんなに高くないんですが、内臓への負担が大きいことは確かなんですよ。」

お肉が内臓に負担をかける?

どういうことでしょう?

お肉をたくさん食べるとどうなるの?

「タンパク質には、窒素がたくさん含まれているんです。

不要な窒素を体の外に出すときには、肝臓腎臓がはたらいて、尿や汗といっしょに排出されるんですね。

ですから、タンパク質をとりすぎると、肝臓や腎臓に大きな負担をかけることになるんですよ。

ほら、お酒を飲むと肝臓に負担をかけるから、肝臓疾患になりやすいでしょ?

タンパク質も同じなんです。」

つまり、お肉を食べ過ぎると、肝臓や腎臓の病気になりやすいってことですか?

お肉ばっかり食べてると、どんな病気になるの?

「病気にならないまでも、肝機能が弱まると疲れやすくなりますし、尿道結石のような恐ろしい病気にもなりやすいんです。

それに、タンパク質のとりすぎはにも悪影響を及ぼすんですよ。

腸内細菌には、善玉菌のと悪玉菌とがいますよね。

悪玉菌は、お肉が大好物なんです。

ですから、タンパク質のとりすぎで腸内環境が悪くなり、便秘になったり体臭がきつくなったり・・・

さらに、免疫力の低下や大腸がんのリスクも高まるんですよ。」

なるほど、MEC食のように動物性たんぱく質だけに頼った食事は、健康によくないようです。

では、どのような食事をすれば健康的に痩せることができるんでしょうか?

糖質をとるから太るわけではない

「MEC食のように動物性たんぱく質だけにたよるのではなく、糖質もしっかりとるべきです。

糖質が中性脂肪になりやすいのは事実ですが、食べた糖質が中性脂肪になってしまうのは、糖質をとることで血糖値が急上昇してしまうから。

ですから、血糖値がゆっくり上がるような食事法にすれば、体脂肪は増えないんですよ。

血糖値がいきなり大きく上がらないようにするためには、糖質スローオンの考え方を取り入れた食事法を実践するといいでしょう。

糖質スローオンとは、糖質の消化・吸収が緩やかになるように食事をすることで、血糖値が急上昇することを防ぐダイエット法です。

実は、糖質スローオンは糖質オフよりも体脂肪が燃焼しやすいんですよ。」

糖質スローオンなら、炭水化物を食べながら痩せることができるんですね。

ご飯や麺類などの主食をがまんする必要もないから、挫折せずに続けることができるのもいいですよね。



 

 - 糖質スローオン, 腸活ダイエット