ケトジェニックダイエットってどうなの?メリット、デメリット、安全性など

      2016/11/02

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アスリートを中心に、ケトジェニックダイエットを実践する人が増えてきました。

なぜ今、ケトジェニックなのか。

ケトジェニックダイエットの魅力とは?

安全性はどうなのか。

糖尿病専門医の佐藤さんに聞いてみました。

ケトジェニックダイエットとは

まず、ケトジェニックダイエットについて教えてください。

普通の糖質制限との違いとか。

「ケトジェニックダイエットでは、まずスーパー糖質制限が前提となるんですね。

1日の糖質摂取量は20g以下にしなければなりません。

これはかなり厳しいもので、野菜に含まれる糖質にも気を配る必要があるんですよ。

それから、タンパク質と脂肪分をたっぷりとります。

ケトジェニックダイエットでは、脂肪分がエネルギー源となりますからね。」

かなりきつそうなダイエット法ですが・・・

ケトジェニックにはどんなメリットがあるんですか?

糖質をとると太るしくみ

「まず、糖質と空腹感との関係を説明しましょう。

糖質をとると、お腹の中で分解されて、ブドウ糖になり、体内に吸収されます。

吸収されたブドウ糖は、血液と一緒に全身をめぐるんですね。

これを血糖と言い、血糖の濃度を血糖値というんです。

つまり、糖質をとると急激に血糖値が上がるというワケ。

実は、血糖値は、常に一定に保たれていないと、人間は死んでしまうんですね。

ですから、血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌されて、ブドウ糖を中性脂肪に変えるんです。」

だから、糖質を食べると体脂肪が増えるんですね。

それと、空腹感とどのような関係があるんですか?

ケトジェニックダイエットで食欲を抑える

「このインスリンの分泌は急には止まらないので、血糖が過剰に減少して、今度は血糖値が下がりすぎてしまうんですよ。

実は、空腹感というのは血糖値が下がりすぎた時に感じるんです。

ですから、糖質をとるとすぐに空腹感を感じやすくなってしまう。

ところが、ケトジェニックダイエットでは、糖質をほとんど摂りませんから、血糖値が安定するんですね。

だから、空腹感をあまり感じることがなくなり、過剰な食欲を抑えることができるんです。」

ケトジェニックダイエットでは、必要以上に食欲を感じなくなるから、食べすぎを抑えることができるんですね。

では、ケトジェニックのデメリットってなんですか?

ケトジェニックダイエットは危険なの?

「ケトン体質になるまでには、1週間ほどかかるんですが、それまでがとてもつらい。

炭水化物や甘いものを食べたくて仕方なくなったり・・・

ひどい疲労感眠気に襲われたり・・・

手足の震えや痺れがあることも・・・。

実は、ケトジェニックダイエットの安全性については、専門家の間で賛否両論で、よく分かっていないんですよ。」

ケトジェニックダイエットは、危険かもしれないってことなんですね。

では、どのようなダイエット法がいいんでしょうか?

安全なダイエット法

「ケトジェニックダイエットの強みは、血糖値が安定すること。

でも、糖質をとっても血糖値を安定させる方法があるんですよ。

それが、糖質スローオンダイエットです。

糖質スローオンでは、血糖値を急激に上昇させないような食事法を実践します。

最も効果的なのは、食事の最初に食物繊維をとることです。

食物繊維は、糖質の分解を『スロー』にしてくれるので、血糖値の急激な上昇を抑えてくれるんですよ。

毎食、最低でも6gの食物繊維をとるのが理想的ですね。」

ケトジェニックダイエットでは、糖質をほとんど取らないから、いろんな問題が体に起こってしまうけど・・・

糖質スローオンなら、普通の食生活で血糖値を安定させることができるから、安全性が高いんですね。

血糖値が安定するから、体脂肪も付きづらく、ダイエット効果も高い。

それに、我慢する必要がないから、ストレスもない。

これなら、挫折することなく続けることができそうだ。

ただ、6gの食物繊維っていうと、豊富に含まれるといわれるアーモンドでも、毎食60粒も食べなきゃならず、かなり難しいかもしれませんね。



 

 - 糖質スローオン, 食欲を抑える