便移植でダイエット!? その効果と危険性とは?

      2016/10/18

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痩せた人の便を、自分の腸に入れる便移植。

そんな医療行為が、欧米で流行っています。

不潔な感じがしますが・・・

便移植で本当に痩せられるんでしょうか?

消化器内科医の田中さんに聞いてみました。

便移植の考え方と方法とは

便移植って、どんなふうにやるんですか?

「痩せている人の腸内細菌には、痩せ菌がいっぱいいるんです。

そこで、痩せている人の便をもらって、水に溶かして不要物をろ過したものを、肛門から大腸に流し込むことで、痩せている人から腸内細菌を取り込むのが、便移植。

もちろん、危険な病原菌や物質が含まれていないか、緻密な検査を病院で行いますので、不潔だとか危険だということはないんですよ。

便移植は、潰瘍性大腸炎の治療で行われているんですが・・・

その治療で、太っている人の便を痩せている人に移植したところ、移植された人が太ってしまったという事例がたくさんあるんですね。

ですから、逆に痩せている人の便を移植すれば痩せるんじゃないか、っていうのが、便移植ダイエットの考え方なんです。」

ちゃんと検査するといっても、やっぱり他人の便を体内に入れるのは、かなり抵抗がありますが・・・。

ところで、他人の便をちょっと腸内に入れただけで、自分の腸の中でその最近はちゃんと増えてくれるんですか?

他人の痩せ菌は、自分の腸内でちゃんと増えるの?

「潰瘍性大腸炎の場合、その病原菌が1回の便移植でほとんど駆逐されるということがわかっているんです。

欧米では、便移植はすでに一般的な治療法として、普通に行われており、実際に効果を上げているんですね。

ダイエットについても、同じことが言えるとわたしは考えています。

腸内細菌には、デブ菌といわれるものがいるんですね。

このデブ菌も、痩せた人からの便移植で、少なくすることができるんですよ。

そして逆に、痩せ菌を増やす効果が期待できるんです。」

便移植って、海外では普通に行われているんですね。

なんか、ビックリです。

では、日本ではどこに行けば便移植をしてもらえるんでしょうか?

便移植はどこでやってもらえる? 費用は?

「残念ながら、日本国内のほとんどの消化器科では、まだ取り扱っていないのが現状なんです。

それに、費用も100万円くらいかかってしまうんですね。

なんで、便を移植するだけなのに、そんなに高くなってしまうのかと疑問に思うかもしれません。

実は、便の安全性をチェックするのに、100項目以上の検査をしなければならなくって・・・

便移植が普及していないこともあって、非常に手間と費用がかかってしまっているんですね。」

便を移植するだけなのに100万円って、あんまり現実味がないですね。

便移植がもし普及すれば、もっと安くなるかもしれませんが・・・。

現状では、便移植に頼らずに、自分の腸の中の痩せ菌を増やす努力をした方がよさそうです。

 

 

 

 

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