オートファジーの働きを活性化して脂肪肝改善‼ ぽっこりお腹を解消するには?

      2016/11/02

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東京工業大学栄誉教授の大隅良典先生が、ノーベル医学・生理学賞を受賞して話題となっている「オートファジー」。

実は、オートファジーの作用を活性化させることで、内臓脂肪を減らすことができるんです。

オートファジーとは?

どうすれば肥満を改善できるんでしょうか?

分子細胞生物学が専門の井上さんに聞いてみました。

オートファジーとは?

オートファジーについて、わかりやすく教えてください。

「細胞の中には、不要になったものを分解して再利用するしくみがあるんです。

この機能のことを、オートファジーと呼んでいるんですね。

細胞の中は、いろんなタンパク質で作られているんですが、使わなくなったり古くなった部品は、オートファジーのはたらきで分解されてアミノ酸になり、別のタンパク質の材料としてリサイクルされるんです。

実は、このオートファジーは、飢餓状態、つまり何も食べないでいると、はたらきが強くなることがわかっているんですよ。

栄養が不足すると、細胞内でなんとかやりくりして命をつなごうとするわけですね。」

私のおばあちゃんは、戦中戦後の生活が苦しいときに青春時代を送ったんですが、古い衣服なんかでもパッチワークにして再利用していました。

オートファジーっていうのは、そんな感じなんですね。

でも、なんでオートファジーが脂肪肝の解消に役立つんですか?

オートファジーと肥満との関係は?

「オートファジーっていうのは、老廃物をどんどん分解してくれるわけです。

つまり、お掃除屋さんですね。

ところが、オートファジーの機能が低下して、掃除が追い付かなくなったらどうなるでしょうか。

細胞内にどんどんゴミがたまって、汚くなってしまう。

たとえば、廊下にいらないものがいっぱい置いてあったら、通りづらいですよね。

細胞も同じで、ゴミがどんどんたまってしまうと、細胞への栄養分の供給が滞ってしまうんですよ。

実は、体脂肪の燃焼にはブドウ糖が必要なんですが、老廃物がじゃましてブドウ糖がうまく供給されないと、体脂肪が燃焼されづらくなってしまうんです。」

つまり、オートファジーでちゃんと掃除されないと、体脂肪がどんどんたまってしまうってことなんですね。

では、オートファジーの作用を高めるには、どうすればいいんですか?

オートファジーの作用を活性化する方法

「さきほども言いましたが、栄養分が少なくなると、オートファジーの機能が高まるんです。

実は、12~14時間何も食べないでいると、オートファジーのはたらきが活性化することがわかっているんですよ。

ところが、現代人は1日3食。

12時間以上も何も食べないという人は、あまりいないんではないでしょうか。

ですから、オートファジーの作用を活性化するには、1日2食にして食事の間隔を12時間以上にするのがおススメなんです。」

つまり、朝でも昼でも夜でもいいから、1食抜いて、その間は間食とか一切とらないのがいいってことなんですね。

ほかに、注意すべき点とかありますか?

オートファジー活性化の注意点は?

「長い時間食事をとらないと、食事をしたときの血糖値の上がり方が激しくなりやすいんですよ。

食事をとらないと、血糖値が低い状態になっています。

そのとき、いきなり糖質をとると、通常の血糖値の上がり方でも、血糖値の上昇幅が大きくなりますよね。

実は、血糖値の変化が大きいと、インスリンがたくさん分泌されて、糖質がどんどん体脂肪になってしまうんです。

それでは、逆効果になってしまうんですよ。」

せっかくツライ思いして1食抜いても、それでは意味ないですね。

何か対策はあるんでしょうか?

体脂肪を減らす食べ方をしよう!

「血糖値が急に上がると、体脂肪が増えてしまう。

ですから、血糖値がゆっくりと上がるようにすればいいんです。

一番いい方法は、食事の最初に水溶性食物繊維をとることですね。

水溶性食物繊維は、お腹の中をゆっくり動くので、そのあとに食べたものの消化吸収も遅くなるんですよ。

また、水溶性食物繊維は糖質の消化をじゃましてくれるので、糖質の吸収を緩やかにしてくれるんです。」

水溶性食物繊維は、納豆オクラなどのねばねばした食べ物にたくさん含まれていますよね。

でも、毎食とるのは結構たいへんかも。

水溶性食物繊維がたくさん含まれている健康サポート食品もいろいろ出ているので、うまく活用するといいかもしれませんね。



 

 

 

 

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